株高という官能的で甘美な風船が日増しに膨れ上がっています。
実力が伴っていたらいいのですが、1Q決算を見る限り「減益」が思っていた以上に多くて驚きました。
(トランプ関税の悪影響が出てくるのは2Q辺りからですので油断ならないと思います)
今、個人投資家は何を成すべきか?
バブルは踊らないと損ですが、いつまでも宴の中にいると気がついたら周りに人がいなくなっているかもしれません。
買いたい銘柄が次々出てきたら要注意です。
勿論、良い銘柄を買うのは好ましいことですが、割高で買うと後悔の元になります。
株はいつでも買えるので、何もわざわざ高い時でなくても年に数回必ずあるバーゲンでいいのでは?ということになります。
コンビニの高い定価ではなく、スーパーの特売でまとめ買いするようなイメージでしょうか。
「今」買う理由(買わなければいけない理由)を説明できないといけませんね。
決算も大方終わり、今すべきことはポートフォリオの点検だと思います。
利益確定は株高時に行うもので、間違っても暴落時に慌てて行うものではありません。
当然、売却後も株価は上昇するでしょうし、儲け損なって悔しく感じるかもしれません。
でも、今後の上値余地を考えると「いつ下落に転じるかわからない所」まで引っ張らなくてもいいのではないかと思います。
頂点を打って下落し始めてから売る人もおられますが、(下落はスピードが早いので)私は上昇中の買い手のいる内に手仕舞う派です。
昨年は3月末に130銘柄も保有していてしんどかったので、6月~7月の株高時(日経39,000円~4万円)で70銘柄までPFを圧縮しました。
(現在は60銘柄保有中)
8月のブラックマンデーはたまたま現金比率が高まっていた時だったので狼狽することなく買い増しできました。
投資は買うばっかりではなく、時には銘柄の新陳代謝(売却)も必要だと思います。
また、気になった銘柄のお試し買いや投資手法の実験的取り組みなどを考えています。