8月、バフェットがアップル株を大量に売却した直後に世界同時株安が発生しました。
現在バフェットは過去最大規模の現金保有らしいです。
天才の頭脳の先に何が見えているのかわかりませんが、バフェット=永久保有という思い込みは危険かもしれませんね。
一方、個人投資家は8月の暴落で頑張って買い増した方も、わすが1カ月で再び暴落では資金が足りないのではないかと思います。
(この1ヶ月間、利確するどころか暴落は過ぎ去ったとばかりに油断していた節がありますから)
思えば2022年9月、配当月にも関わらず日経平均は下落し続け、1ヶ月で2,514円下落しました。
日経平均は2万8千円台→2万6千円へ下落しましたが、(現在の水準から見たら大したことないかもしれませんが)当時は2020年3月以来の下落に大騒ぎでした。
今年はすでに月初から2,309円下落しており、月曜日はさらに大幅下落が予想されています。
冷静に考えて十分大騒ぎのレベルですが、8月のブラックマンデーの衝撃が大き過ぎて値動きの感覚が麻痺していますね。
統計的に9月は暴落が起きやすい月と言われています。
思えばリーマンショックが発生したのも2008年9月15日(当時は敬老の日で祝日)でした。
日本は祝日で対応が遅れた上に、政治家は「蜂に刺された程度」と発言する無能ぶり。
その後の阿鼻叫喚を予想できた人は誰もいませんでした。
現在が相場の転換点とするならば、今まで通用したやり方を変えないといけないかもしれません。
ほったらかし投資が理想のように言われる昨今ですが、時流に合わせた投資方針の最適化は必要だと感じます。