リスクとは一般的に「危険」な状態を指しますが、投資では「変動の大きさ」という意味もあります。
今年はトランプ関税砲に端を発し、特にここ数日はまれに見る変動幅です。
(急落→急回復またはその逆)謂われる「往って来い」ですね。
2/27(木)エヌビディアの決算を無事通過して日本株上昇するも、
その夜、トランプの対中国追加関税発動とエヌビディアの決算は「期待外れ」との思惑から米国株暴落。
2/28(金)「おはぎゃあ~」を受けて日本株は千円以上下落するも、その夜の米国株は一転上昇。(日経先物は慌てて上昇)
3/3(月)日経平均はルンルン気分で上昇するも、トランプは延期になっていたメキシコ・カナダへの関税発動で米国株暴落(開始日は決まっていたのに何で今さら下落するの?)
さらに「円安批判」のオマケ付き。
3/4(火)米国株安を受けて日本株は暴落するも後半持ち直してクローズ。
激しいですね。
信用取引をしておられる方やデイトレの方は、ヨミを一瞬でも間違うと「往復ビンタ」を喰らいかねない難しい相場展開です。
勿論、変動があるからそこには儲けの「源泉」が生まれる訳ですが、コツコツドカンにならないようにしないと苦労して益なしという「何やっているのかわからない」状態になってしまいますね。
例えば、10,000円が50%下落すると5,000円になりますが、5,000円が50%上昇しても7,500円にしかなりません。(2倍上昇してトントンです)
資産が暴落すると回復させるためには大変苦労しますので、いかにして「負けない投資」をするかが重要になってきますね。