日経マネー誌を読むと「ファンドノート日本株」という新しい直販型投信の対談記事が目に止まりました。
直販型投信は新NISAが始まってから人気を失っているのに今さら?
と不思議に感じます。
新NISAは1人1社しか開設できないため、商品数の多い大手ネット証券に客が流れて直販型は苦境に立たされました。
(直販型投信は主力のファンド1本しかなくNISA全額をぶち込むにはリスクが高いため)
ファンドの運用担当者は、有名個人投資家の井村氏と竹入氏でフレッシュな印象ですね。
さっそくホームページを見たのですが新規募集は行っていないようでした。
(直販型投信の新設としては異例の資金を集めたようです)
直販型と言えば「さわかみ」や「セゾン」から始まって「ひふみ投信」が中小型株で急成長しました。
(他にも「ありがとう」とか「鎌倉」とかいろいろ誕生しました)
さわかみは規模の拡大と共に指数と変わらない成績に落ちぶれ、ひふみは指数以下の運用成績に悪化しました。
(ひふみの創業者がファンドマネージャーに復帰して大型株を組み入れる等の変革をしましたがその程度では満足できませんね)
直販型は手数料が高いので、インデックス投信よりも高いパフォーマンスを求められます。
今回の新しい直販型がなぜ多額の資金を集めることができたのかわかりませんが、これからその実力が試されますね。