配当株研究家の投資日記

優待・高配当・連続増配株へ長期投資するブログ

為替の行方


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夏までは円安悪玉論でマスコミはインフレの元凶のように非難していました。

しかし、7月以降は米国の利下げ&日銀の利上げから急速な円高が進行して今度は円高亡国論です。

そもそも日本経済は80年代以降、常に円高との戦いの歴史でした。

為替は一定期間のサイクルで動くので、数年続いた円安から円高に潮目が変わったかもしれませんね。

2022年に米国株が低迷した時は円安だったので日本人投資家は影響がありませんでした。

2023年から2024年前半にかけてどんどん円安が進行したので、外貨建て資産を多く保有されておられる方は為替差益が膨らみました。

新NISAで投資を始められた方は、右上がりの相場しか経験していないので日々進む円高による資産減少に戸惑っておられるかもしれませんね。

今月米国が利下げしたら130円台も現実的です。

問題なのは、企業の想定為替レートが140~150円なのでこのままいけば次の決算で減益の可能性があります。

(確か日産とかキャノンは150円以上だったと思うので現状と離れすぎています)